山梨と埼玉の国さかいにある 笠取山に行ってきた
登山道がとても良く整えられ 歩きやすく 沢にかかる多くの木の橋も 朽ちてる物はなく
新調されている
所どころ 巣箱が取り付けてあって 幾つかは シジュウカラなどが 盛んに出入りしていた
登山道わきの木々に 熊の爪痕が多くあった
曇り空だったが 暑くもなく寒くもなく心地よく
カラマツやもみじの深緑の小径を 森林浴と決め込んで歩いた
・・・が それは この後ある急登が どんなものか何も知らなかったからだ・・・
笠取小屋で昼飯をとり しばし くつろぎのひと時を・・・
ズミとマルバタケブキの草原を過ぎ ❝小さな分水嶺❞を超えると間もなく
それは現れた・・・・
北アルプスの船窪小屋に行く途中に 「鼻突き八丁」と言う所があったが
心づもりが無かったせいか そこよりきつく感じ 必死に登った
やっとこさ山頂に着き 岩の上に腰をおろすと シャクナゲの花が残っていて
はぁはぁした息づかいを落ち着かせてくれた
帰路について 車で林道を走らせていたら ガイド仲間のY氏にあった
先日も雲取山のガイドで テレビに出ていた いわば有名人!
「一ノ瀬林道は 土砂崩れの工事で 通行止めだよ!」っと 教えてくれた
ほんとにありがたい
『持つべきものは ガイド仲間』と言うわけで 少々 鼻が高い
(下調べ してこなかった事は 棚に上げ・・・)
Y氏に会わなかったら 林道を上ったり下りたり しばらくこの山奥から抜け出られなかったことだろう
そして 無事に笠取山の山旅は終了した
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案山子 (月曜日, 26 6月 2017 12:20)
実は、行き会った山岳ガイドは、山田哲也さんでテレビでも見るが山岳雑誌にもよく出ている。同じ苗字だと言うことで、親しくしてもらっている。
ところで、帰路、けたたましく響くヘリコプターの音、そして林道ですれ違う、消防車・
救急車・パトカー・・・
山中で事故があったようだ。
これから夏山シーズン、みなさん気を付けて歩いてください。