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黒部五郎・鷲羽・雲ノ平・水晶・野口五郎岳 縦走

2日目:太郎平を出発、黒部五郎岳を経て、黒部五郎小舎へ

薬師隊と別れた一行は、北ノ俣岳・赤木岳を越え、日本百名山の黒部五郎岳を制覇・・・

黒部五郎の大きなカールを歩き、黒五郎小舎で一夜を過ごした。

3日目:黒部五郎小舎を後にした一行は、三俣蓮華岳を巻き、三俣蓮華山荘を過ぎ、二つ目の百名山・鷲羽を制覇、今夜の宿のある雲ノ平へと歩を進める。

宿に到着する頃、夕日に染まる笠ヶ岳が端正な姿で雲ノ平から見られた。

雲ノ平からは、薬師・水晶・鷲羽・黒部五郎岳の雄姿が、一望のごとく見られる位置にある。

4日目:雲ノ平~水晶岳~野口五郎岳~野口五郎小屋

今回最大の難所は、水晶岳から野口五郎岳へ向かう途中の東沢谷の鞍部から登りだと思う。

はてさてどんな気持ちで上って行ったのだろうか・・・

野口五郎岳へ着いた頃から、ぽつぽつと雨粒を感じ、慌てて野口五郎の小屋へ着いたという。

その時、大町では土砂降りの雨が降っていた。心配して小屋へ電話を入れたのだが、宴会の真っ最中と

いう言で、小屋の主人上条君に、様子だけ聞いて電話を切った。

5日目:野口五郎小屋のスタッフ達から見送られ、三ッ岳・烏帽子小屋・ブナ立尾根を下山し、

高瀬ダムへと辿り着いた。5日間の大縦走、皆さんお疲れさまでした。

大町温泉郷で汗を流し、帰路についたとさ・・・お終い・・・